前日の下見を踏まえて、仮眠明けの眠い目をこすりながらあおば通駅へ戻ってきました。
狙うは朝一番の石巻行き。朝帰り客を仙台で交わすことが出来れば、あとはなんとかなりそうな気がしたのです。
あおば通駅では列車の進入前から録音開始。列車が進入し、ドアが開いてから接近放送が鳴動するというまさかのポンコツっぷりに苦笑しつつ所定位置に着席します。仙台名物”青葉城恋唄”のあおば通バージョンが流れればいよいよ出発です。
（欲を言えば、いつの頃からか無くなってしまった詳細放送での出発を記録したかったものです）
次の駅が早速仙台。歩いていけるくらい近い駅間と足元から発せられる懐かしいMT61サウンドに、もはや山手線みすら感じてしまいそうです。ノスタルジックな気持ちに浸っていると第一関門突破。もうこれでなんとなるだろう…そう思っていました。
地下トンネルを出ると苦竹、小鶴新田と停まりますが、まさかの苦竹で朝帰り学生と思わしき３人組に遭遇。
『ここでジエンドか…』
そう思いつつ数区間様子を見ていましたが、小声で会話する程度だったのでとても救われました。。多賀城での降車時に聞こえた会話で、どうやら数時間後の授業でまた顔を合わすようでしたが、寝坊しないことを祈ります。
昨夜の下見でまさかの関所であった東名もクリアし、石巻までガッタンゴットン揺られながら仙石線を十分に堪能致しました。終着駅アナウンスの「いしのまきぃー、いしのまきぃー」が旅情を掻き立ててくれていて最高です。
