東急電鉄 東横線 9000系走行音集 （録音日：13年02月27日・28日）

さらば、東横線9000系よ…

 

（１）各停　渋　谷－武蔵小杉（MP3形式　320kbps　機材：ZOOM H2n）

①渋　谷(24：28発)　～　武蔵小杉(24：48着)：019-241列車　各停　武蔵小杉行き　デハ9612

　実は、この録音の前に元町・中華街から渋谷まで同じ車両で録音していたのですが・・・終点まであと少しというところで飲み会帰りのお姉さま方が隣にやってきて、気持ち良いくらい大声で喋られてしまったので大失敗に終わっていたのでした。
　未収穫のままでは納得がいかない・・・と考えた馬鹿な私は、東白楽に置いた車に戻れる最後の列車である横浜行き最終列車を見送って、折り返し列車であるこの武蔵小杉行きに賭けてみました。
　平日の深夜帯という事で遊び帰りの若者や飲み会帰りのサラリーマンがわんさかおり、発車間際までどうにか良い録音位置はないだろうかと捜し歩いた挙句、７号車横浜寄りの台車付近に落ち着いたので録音開始。
　乗車率はそこそこ高かったのですが、幸いな事に話声をほぼ拾わずに終点まで持ちこたえる事が出来ました。
　自由が丘では副本線である３番線に入線したり（本線である４番線に留置車両が居た為、こちらに入線したと思われる）、
　東横線ならではのキビキビとした走りも見せてくれたりと、聴き応えありの作品に仕上がったと思います。

 （２）急行　渋　谷－元町・中華街（MP3形式　320kbps　機材：ZOOM H2n）

②渋　谷(07：04発)　～　元町・中華街(07：46着)：023-071列車　急行　元町・中華街行き　デハ9312
　①の録音を済ませた私は、菊名行き最終で終点まで乗りそこから東白楽まで徒歩で移動。
　車を第三京浜の都筑ＰＡに走らせて仮眠を取ります。
　・・・
　仮眠から目覚めると、起床予定時刻より少し寝坊してしまったので少し急ぎ目で溝の口駅へ向かいました。
　なんとか通勤ラッシュを迎える前に渋谷駅に到着し、9000系が来るのをホームでじっと待ちます。
　しかし・・・いくら待っても来ない9000系。
　待ちくたびれた私は、待機場所を別の駅に変えようと入線してきた各停に乗り込んで発車を待っていると、反対側のホームから甲高いVVVFの音が聴こえてきました。
　待ちに待った9000系がやって来てくれました。
　折り返しは急行列車の様で、普段から人が集まり易い優等列車で録音する事を避けていた私にとってはヒヤヒヤでしたが、覚悟を決めて４号車に乗車。
　７時過ぎの列車という事で乗車率も割と高めの車内環境であったため、新聞を捲る音や足音などが少し目立つ箇所もありますが、全体を通して話声を拾う場面が少なかったので聴きやすい作品に仕上がっているのではないかと思います。
　実は「隔駅停車」と揶揄されていたりする東横線の急行ですが、こまめに停まり通過する列車だからこそ、特徴のあるVVVF音や高速走行音を楽しめる内容となっていますので是非お聴き下さい。

 （３）各停　元町・中華街－渋　谷（MP3形式　320kbps　機材：OLYMPUS LS-100）

③元町・中華街(07：52発)　～　渋　谷(08：47着)：023-072列車　各停　渋谷行き　デハ9312
　②の折り返し列車である各駅停車に乗車します。
　いよいよ通勤ラッシュ本番に突入です。
　話声こそ拾わなかったものの、高い乗車率の為に足音が目立つ録音になってしまいました。
　編集である程度減滅する事は出来ました。
　「東横間の通勤ラッシュ」の様子が耳でわかる、ある意味面白い作品に仕上がっているのかなと思います。

（４）特急　渋　谷－元町・中華街（MP3形式　320kbps　機材：ZOOM H2n）

④渋　谷(09：00発)　～　元町・中華街(09：38着)：023-091列車　特急（東横特急）　元町・中華街行き　デハ9312
　通勤ラッシュも終わり、いよいよデータイムダイヤに突入です。
　この列車はラッシュダイヤからデータイムダイヤに切り替わってから、一番最初に渋谷駅から下る東横特急となります。
　そういう訳なので、武蔵小杉辺りまではラッシュが終わり入庫する列車の後を追いながら走る形となるので全体的にまったりと走りを見せてくれます。
　スジが立っているのに先が詰まっているせいでまったりと走っていた影響なのか、終点に着いたら１分もせずに折り返して渋谷に向かいます。
　到着放送を車内から録って終わらせようとしていたのでびっくりしてしまいました。
　仕方ないので、次の駅で降りて録音を終了しました。
　最上級種別である”東横特急”で録音したかったので満足といえば満足なのですが・・・欲を言うならばキビキビと走る東横特急を録音したかったかなと思ったりしたのでした。