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三陸鉄道 リアス線 釜石-盛-釜石 36-700形36-711(録音日:20年10月04日・22年05月16日)

DMF13HZ型 12.7リッター 直6エンジン
二年越しに乗った車は違う衣装を纏っていました
(MP3形式 320kbps 機材:OLYMPUS LS-100・ZOOM H2next)
 
 快速はまゆり号に揺られて、初めて釜石の地へ降り立った私。
 どうやって盛岡へ帰るか特に決めないままここまで来てしまったのですが、どう帰ろうか迷っていると大船渡から盛岡へ向かう長距離路線バスがあるらしいことがわかります。大船渡へ出るためには三陸線で盛へ向かい、そこからBRT大船渡線へ乗り換ろとのこと。というわけで、三陸鉄道へ初めて足を踏み入れます。
 やってきたのは宮古方面からやってきた2両編成の列車。宮古寄りの車両がいわゆる観光車両だったようで、旅客はそちらへ集中。私はもう片方の普通車両の方へ乗り込みます。運が良いことにエンジン上近辺はお行儀が良さそうな方々で固まっていたので、とりあえずレコーダーを回してみることにしました。
 盛までの一時間ちょっとの間、三陸海岸を縫うようにして走る鉄路には観光地が豊富なようで、自動放送による案内もさることながら、恋し浜駅での観光停車も印象的でした。
 盛岡からの路線バスに揺られてたどり着いた大船渡。今回もお目当ての町中華屋さんにあと一歩のところで入れず、再訪を固く誓った私。タクシーで盛駅に向かい、この日の宿泊地である釜石へ向かいます。
 2年越しに訪れた路線で待っていたのは、可愛げなラッピングが施されている車両。
 『こんなラッピングの車なんて居ただろうか…』
 そう思い車両番号を確認すると、36-711と読み取れるではありませんか。
 『おや?これって…』
 2年前の乗車記録を確認すると、まさしく今目の前に居る車の番号が刻まれているではありませんか。なんとも言えない因果を感じました。
 前回乗車したのは真昼間でしたが、今回は漆黒の闇の中。海岸線を疾走していく様を運転席真後ろの座席で楽しむことにします。
 ところどころで警笛が鳴るので、もしやここにも居るのか?と思っていたら…現れました。鹿は悠々自適に線路の上を歩くのが好きなのでしょうか。
 ほほえましい(?)トラブルに見舞われながらも、奇跡的に遅れることなく時間通りに釜石へ辿り着くのでした。

プロフィールや使用機材は↓↓に記載しています

自分も録音した音源を編集したい…やり方がわからない…