2022年03月ダイヤ改正で消滅する東武線から野岩・会津鉄道方面への直通普通列車
2020年の年の瀬に東武日光から新栃木へ向かう一番列車を録音しました。当時は6050系の独壇場だった新栃木以北。録音を終えて、いつかは鬼怒川線方面での6050系の音も収めておきたいなと思っていた矢先、2022年春のダイヤ改正で日光線・鬼怒川線の20400系でのワンマン運転化が発表され、余命宣告を受けてしまいます。
気づけば20400系が日光まで入るようになっており、 鬼怒川線方面に追いやられてしまったなんとも肩身が狭そうな6050系たち。訪れるなら今しかないと踏んで行ってまいりました。
ダイヤ改正後は新藤原で系統分離されてしまうことになっているので、下今市を18:53に発車する会津田島行きにターゲットを絞ってみます。時間的に部活を終えた高校生達が帰宅するだろうなと思っていたのですが、まさにその通り。接続する新栃木発日光行きから高校生たちが送り込まれてきました。しかし、ラッキーなことに私からはだいぶ離れた座席に座ってくれたので、会話も一切拾わずに済んで安堵。新高徳で高校生たちは皆降りていきました。
鬼怒川温泉できぬ号から乗り換えてきた観光客らしき旅客が数名居たのですが、前方の車両に乗車してくれたおかげで最高の環境のまま会津田島まで録音することが出来ました。
下今市から新藤原までの東武鉄道区間、新藤原から会津高原尾瀬口までの野岩鉄道区間、会津高原尾瀬口から会津田島までの会津鉄道区間の線路規格はまさに三者三様でして、是非ご自身の耳で違いを感じ取ってみてください!