元東急のKC-HT
商業高校発車後の峠越えシーンは必聴!!
仕事を終え、新幹線で一路長岡へ。 お目当ては前々から気になっていた長岡栃尾線で活躍するお古バス。PJ代やPKG代の中古車だけでなく、自社発注の新車なども入ってきており、そろそろU代やKC代のお古の動向も怪しくなってきたということで、手遅れになる前に記録を残しておきたかったのです。
新幹線の中で時刻表を改めて確認すると、乗り換え時間3分で栃尾行きに乗り継ぐ事ができるらしい。そうとなれば、新幹線を降りて一目散へ東口へ向かいます。在来線を跨いだ先にあるのが東口なので、これがなかなかの距離でした。
もうすでにエンジンが掛かっているバス。どうやら、あれはお目当てのバスらしいが、とりあえず乗り込めなければ意味がない!!レコーダーはジャケットのポケットに予め用意しておいたので、すぐさまスイッチを入れて録音開始します。
日野らしい「ツーカツー」というシフトチェンジサウンドと、力強いエンジンサウンドにお出迎えされ、まさに最初からクライマックスを迎えたK.N。乗り換えを頑張った甲斐がありました。
※路線概要については”wikipedia 越後交通栃尾線 廃線後の状況”(外部サイトへ飛びます)に掲載されている路線図がわかりやすいので、リンクを載せておきます※
長岡駅を経ったバスは、一旦川崎地区の住宅街に入ります。田んぼに突き当たり、国道17号線を横切った先にある長岡中央総合病院へ乗り入れ、最後に長岡商業高校で帰宅学生を拾うと、いよいよ栃尾へ向けての峠越え区間突入です。
峠越え区間は新榎トンネル経由と桑探峠経由の二通りあるらしく、この便は商業高校前の道をひたすら突き進む新榎トンネル経由。これがなかなかの上り坂で、4速で踏ん張るものの、やはり3速へ落としてベタ踏みせねば上がれないのです。まさに最高の聴きどころですので、是非お聴き逃しなく。
比礼バス停で降車客を降ろすと、今度は峠の下り坂。排気ブレーキとエンジンブレーキと活用して勢いよく下りた先で、いよいよ栃尾市街に入ります。古い町並みと細い巾の道を進みつつ、降車客を降ろしていきます。川を渡り、警察署バス停を過ぎるといよいよ終点の栃尾車庫に到着。