機関車と客車の連結面で録音しました!
木次(10:08)-備後落合(12:36)
2022年冬、陰陽連絡駅である備後落合駅を訪ねる中国山地山籠り録音修行へ訪れたK.N。
しかし、木次線名物”冬眠”を知らずに訪れた故にまんまと完乗出来ずに帰路へ。。
同年秋、木次線リベンジを決め込んで再訪するも、まさかの鉄道漫画展初日にぶち当たり、想定外の旅客に遭遇してボツになったまま帰路へ。。
そのひと月後、三度目の正直と決め込んで再再訪した奥出雲。『ここまで来ればとことん堪能してやる!!』と奮起し、当初は乗車する予定がなかったトロッコ列車”奥出雲おろち号”での録音を敢行することにしました。
イベント列車での録音は初めてということで、録音機を置く場所を念入りに検討。DE10のエンジン音を拾いたいと考えていたことから、控車のデッキ(機関車との連結面)にマイクを設置することにしました。当日、列車に乗り込むとまず先に車掌氏に事情を説明。機材を設置するお許しを頂くことが出来ました。
当日は生憎の雨模様ということで、トロッコ車と控車は半分半分ほどの乗車率。晴れであれば控車内にマイクを設置することも出来たでしょうが…こればかりはオロチ様から歓迎されていると思うことにします。
途中箇所では駅から列車を見送る声、沿線の幼稚園から歓声を贈る園児など観光列車らしい音景を収めることが出来ましたが、特に印象的だったのが亀嵩駅のそば弁当を売りにいらっしゃった売り子さんと車掌氏との何気ないおしゃべりでした。耳で奥出雲おろち号を堪能できる素晴らしい音源となりましたので、皆様是非お聴きください!