新見を過ぎていよいよ県境跨ぎ。
山陰側へ直通する食パン車の様子をお楽しみください
いよいよ新見からは本数も格段に減ります。なぜなら県境を跨ぐから…
伯備線において、鳥取県側で最も南に位置する上石見駅。その隣駅である生山駅(しょうやま)が米子から来る普通列車の分水嶺のようです。この列車もこの駅で10分強の長時間停車がありました。
その間に後位のクモハ115-1503へ録音位置を移します。なぜなら、時間的に学生の帰宅ラッシュにいつ巻き込まれてもおかしくなかったから。しかし、何も起きず発車します。
おかしいなあと思いつつ、沿線に見える校舎らしきものや、各駅の乗降の様子を観察していると、何やら前方車両が騒がしくなってきました。根雨駅に到着していたようです。調べてみれば、特急も停まるような割と主要駅。前方車両から溢れてきた乗客がこちらへ迫ってきます。ボックス席へ各々着席していく様をヒヤヒヤしながら見つめます。
この駅を境に乗車する旅客が目立つようになり、山間部から徐々に都市部へ近づいているのだなと実感した次第です。終点に到着するまで、間一髪のところでペア客にも当たらず、無事に米子へ到着。伯備線をローカル列車で録り通すことが無事に出来た瞬間でした。