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東日本旅客鉄道 白新・羽越線 E127系クモハE127-12<東洋GTO-VVVF,機器未更新時代> 快速 新潟-村上(録音日:08年03月10日)

早朝の越後平野を掃除機のような音を立てて駆け抜けます
 
 ムーンライトえちごを新潟まで通し録音。眠い目をこすって成し遂げたのですが、乗り換え時間があまりなかったので急ぎ足で次の列車へ。MDディスクの書き込みが終わるのを待っていたのですが、普段と違いなかなか終わる気配がありません。様子がおかしいなと思ったのですが、不意に現れた”TOC ERROR”の文字。最後の長岡~新潟間の音が全て失われた瞬間でした。その失意の瞬間を迎えたのがこのクモハE127-12の車内だったのです。今でもとてもよく覚えています。
 気持ちを切り替えて臨んだ録音でしたが…まるで掃除機のような爆音を立てて快走するE127系に圧倒されました。ローカル線の普通列車としてのんびり走っている印象しかなかったのですが、まさかここまで気合の入った走りをするとは。。停車駅もムーンライトえちご時代を踏襲しているからか、豊栄・新発田・中条・坂町の4駅のみという飛ばし具合です。
 そして最後に注目すべき点が、村上駅での縦列停車による誘導員とのやりとりでしょう。これは度肝を抜かれました。新潟から来た電車と、そこから先に行く気動車が同じホームで乗り換えできるのです。(2022年現在は、縦列停車の取り扱いが廃止されてしまったようです)

 今はE129系に置き換えられてしまった同列車の懐かしい走行音をお楽しみください。

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自分も録音した音源を編集したい…やり方がわからない…