いすみ鉄道のキハ52形に乗る前に、鴨川から外房線で大原へ向かう列車として使ったのが特急わかしお号でした。(正確には鴨川から勝浦まで普通列車として運行する列車)
当時はまだ足回りが更新されて尚使い続けられるなんて思いもしない頃でして、『とりあえず録音しておくか』くらいのノリでレコーダーを回していたのではないでしょうか。デッキの荷物置き場にレコーダーを放置して録音したと思われます。
それから時が流れること10年。
外見はほぼ変わらずに居てくれているものの、足回りはすっかり別物に取って代わったそうで、記録を残しておいたほうが良いかもと思い立ち、夜の勝浦までやってきました。
勝浦タンタンメンを食したあと、ウトウトしながらいざ乗り込んだのですが、床材が薄いからかモーターの出力が高いからかわかりませんが、客室に居ても十分なくらいの轟音を楽しませてくれます。
原型音と現在の音を同時にお楽しみいただきながら、房総音紀行をお楽しみください。