盛岡BC(17:35)-盛岡駅-<東北自動車道・釜石自動車道>-道の駅とうわ-荷沢峠-世田米駅前-大船渡駅(19:57)
※ここで記載している便名は個人的に便宜上使っているものです※
大船渡盛岡線の音を記録し始めて、初めての荷沢峠経由便での録音です。
ワクワクしてバスセンターへ向かう私。一眼を持ってきていたので、夕焼けに染まる1986号車を夢中で記録。次に訪問する頃にはバスセンターの建て替え工事も終わっていることでしょうし、ここで記録できるのは今回が実質的に最後になってしまいます。
さて、いよいよバスは発車。まず車内放送で流れる経由地案内の長さに度肝を抜かれました。
「盛岡駅を経由しまして、盛岡南ICより東北自動車道を南下し、釜石自動車道の宮守ICより遠野市宮守町に入りまして、荷沢峠、世田米を経由しまして、大船渡駅前まで参ります」
この「しまして」の連続に一発で心を撃ち抜かれました。これが遠野駅経由の一般道便だと、「日赤前、大迫バスターミナル、遠野駅前、世田米駅前経由、急行 大船渡駅前行きです」というありふれた案内ですからね…。
さて、バスセンターからは私を含めて2名の乗車だったのですが、県庁市役所前で1名、中央通一丁目で8名の乗車があり、『なかなかに盛況な乗車ぶりだ…やはり夕刻のバスだからかな』なんて思っていたのですが、なんと盛岡駅で9名降車。途中で乗り込んだ面々がほとんど降りてしまいました…普通バスよりいい座席のバスのほうが良いに決まってますものね。。
盛岡駅からは2名の乗車だったので、4名の陣容で大船渡方面へ向かいます。40人弱乗れる大型バスで4名しか居ないなんて、とても贅沢な空間の使い方です。
▲夕日を浴びつつ東北道を快走
▲道の駅とうわにて休憩
▲暗闇の中、荷沢峠を駆け上がる
夕暮れ時の盛岡駅を経ってから高速道に入るといよいよ日没を迎え、荷沢峠に入るときには漆黒の闇に包まれていました。そんな中を黙々と走っていくバス。ここまで降車がないと最初の降車客はどこになるのだろうと考え始める始末。世田米でも降車がなく、いよいよ大船渡市内へ入っていった時、なんと田茂山で乗車客が手を挙げて待っているではありませんか…。思わぬところから乗車があるなと思っていると次の地ノ森でようやく降車合図が鳴りました。1名が降り、あとは次の大船渡駅で全員下車。
盛岡から2時間半、あっという間のバス旅でした。