音鉄不毛の地と勝手に思い込んでいた京王井の頭線。
極悪志村氏が井の頭線でかなり苦戦しているという話を聞いていたので、井の頭線はやはり音鉄不毛の地なのか...と思っていたのですが、ふとした情報を得たので出向いてみることにしました。
始発電車を乗り継いでやってきた先は吉祥寺駅。さすがに一番電車には間に合わないので、数本目の電車に乗車して録音を試みます。
当初は2号車での録音を考えていたのですが、すでにペア客が鎮座していたので3号車へいそいそと移動。貫通扉が設置されていない側の車端部に録音機材をセットし、いざ出発。
貫通路ごしに見ていると、さっそく三鷹台で2号車側には早朝お散歩をしてきたであろう老夫婦が乗車。元気にお喋りしているのがはっきりとわかります。これは3号車側にしておいてよかったと心から思ったのでした。
まじまじと乗った事がなかった路線ということもあり、色々と観察してみることにします。音鉄が観察するポイントといえば、各駅の階段位置。これを考えねば闇雲にレコーダーを回したとて結果はでません(個人的感想)
どうも井の頭線の各駅においては、階段位置ドンピシャなのが2号車渋谷寄り台車付近と4号車吉祥寺方台車付近らしく、3号車は間一髪のところで回避し続けるまさに絶妙な位置な模様。貫通扉の有無まで考慮に入れると更に録音できる場所が限られてしまうのが難易度が更に上がってしまうポイントですが、井の頭線の録音をする際は参考にしていただけますと幸いです。
(この音源は、貫通路渡り板から発せられるノイズを減衰処理してあります)