再生する(MP3形式 320kbps 機材:OLYMPUS LS-100・ZOOM H2n)
和田岬線の棚ぼた録音を終え、やってきたのは西明石駅。
アーバン地区の4ドア通勤車が充当される普通列車の中で、おそらく最長距離を走るのではないかと思われる列車を狙います。西明石から尼崎までJR神戸線、尼崎から京橋までJR東西線、京橋から木津まで学研都市線、木津から奈良まで大和路線…といった具合に四線区を約2時間40分で走破。2022年現在でも平日1本のみ運行される珍列車なのです。
西明石駅を21時01分に経つのですが、飲み会帰りのサラリーマンたちが帰ってくる時間にあたるので、車内での録音で無雑音というわけにはいかないだろうと踏んでいました。なので、貫通路にメインマイクを置き、客室内でサブレコーダーを回しておくというスタイルで挑みます。
それほど乗車率も高くならないまま都心へと近づいていく列車。このまま行くのかと思いきや、三ノ宮と西宮あたりでほろ酔いサラリーマン達が目の前に現れます。ここはやはり読み通りでした。それぞれ3区間ほどで降りていきます。
尼崎を過ぎて、いよいよ東西線区間に入っていくのですが、録音レベルが高すぎたようでトンネル内カーブで音が割れている箇所があります。貫通路録音の難しいところです。
パンタグラフを一基下ろすためのエアー音が聴こえたら、そこは京橋。東西線区間を終え、東大阪地区を区間快速として足早に駆け抜けます。この区間まで全て普通列車だったら3時間超えしていたのでしょうか…それはそれで恐ろしい(お尻的な意味で)
木津から車内がほぼ無人となったので、客室内録音をした音源を合成してあります。木津側から来るレアな207系の様子を、車内放送とともにお楽しみください。
(客室内音源は最初の1区間と最後の2区間だけ合成してあります)