バスタ新宿という名前になることすら決まっていなかった新宿駅南口の新バスターミナルの建設がある程度進みつつあった頃、私はE2系を長野まで録音した帰り道に高速バスで帰京することにしました。
本当は始発地から録音してみたかったのですが、長野市内の地理に全く詳しくなかったので、長野バスターミナルという途中停留所から乗車します。とても昭和チックな建物に入ってきっぷうりばで乗車券を受け取り、路上のバス停で待ちます。
(その後、バスターミナルのきっぷ売り場がなくなり、そもそもターミナル内のバスのりばも無くなってしまったと聞いて驚いたものです)
どんな車が来るのだろうと期待していましたが、51201号車という三菱ふそうエアロエースがやってきました。2012年車ということでダイムラーエンジンを積んでいます。
(検索してみると、どうもプライムシートと呼ばれる特別シートを搭載して運行を始めた際に導入された車のようで、運行開始日の写真がネット上に残っていました)
録音当日は工事が行われていた関係で上信越道の佐久~横川が通行止めとなっていました。そのため、下仁田街道へ迂回しての運行となりました。休憩箇所は本来の横川から甘楽へと変更となっています。(ファイルも甘楽で分割させていただきました)
きっぷの写真をサムネイルに含めましたが、行き先が新宿高速バスターミナルとなっています。つまり今はなきヨドバシカメラの横のあそこを指しているわけです。実際はそこで降車扱いをするわけではなく、新宿駅西口のロータリーの端っこで降ろされたと記憶しています。
2021年の今、同じ経路を辿ろうとしても辿ることが出来ないバス旅の様子をお楽しみください。
