このナハ54編成はナハ32編成とは異なり走行機器が更新された編成となっているため、
新たに2200番台という区分が割り充てられているのが特徴です。
従来のVVVF-GTOインバータ制御からE233系と同様のVVVF-IGBTを走行機器に採用した車となっており、起動音や減速音もE233系に似たような音を発します。
先日の取材でナハ32の音を録音する事が出来たので、しばらくは来た車の走行音を録る事に集中しようと思い、今回は何の下調べもせずに早朝の武蔵中原駅へやってきました。
ホームに上がるとそこに待機していたのはナハ54でした。
今まで何度か南武線を利用した事はあれど、意外と巡り逢えない209系2200番台にやっと乗る事が出来るのかとウキウキしたのを覚えています。
当初はモハ209形で録音しようと考えていたのですが、コンプレッサーが動作した瞬間にモハ208形に移動しました。
209系に初めて乗って以来、特徴的な音だと思って気に入っていた209系初期型特有のコンプレッサー音が聞こえたからです。
(あんな年代物の掃除機みたいなコンプレッサー音は今まで京急と209系以外では聴いたことがない...)
肝心の走行音はナハ32の時と同じく、登戸まで最高の環境で録音できたと思っています。
コンプレッサー音と併せてお楽しみください。